受賞者インタビュー 井手 歩未さん

学生生活を振り返って

流通科学大学では女子バレーボール部に所属し4年間充実した学生生活を過ごすことが出来ました。また体育会にも入りその上2年連続会長の役職もさせていただき自分の中ではとてもいい経験ができました。
バレーボールを始めたきっかけは小学生の時に、地域のバレーボールクラブをたまたま見学していた時に、そのチームの監督に誘ってもらいジュニアのチームに加入しました。その他にも、水泳やバレエもしていました。
高校進学時に中学でバレーを辞めようかギリギリまで迷いましたが、高校でも続けることにしました。流通科学大学に入るきっかけになったのは、高校の時に練習試合で流通科学大学に来ることになり、部活の顧問に勧めてもらったことです。また、バレーと同時に一人暮らしも経験してみたかったのと、オープンキャンパスにも参加してきれいなキャンパスを見て入りたいと決めました。

女子バレー部の4年の活動を振り返って

最初の流通科学大学のバレー部の印象はアットホームでした。しかし、パワフルなバレーを見て、高校と大学とではレベルがまた一つ違うのを見て圧巻しました。その自分も4年後にはパワフルなバレーが出来るようになってきました。
試合の時などは、後輩にもしっかりと声をかけてコミュニケーションを心がけました。
辛い経験もさせていただきました。試合に関しては出られる時、出られないとき色々ありましたが、やっぱりバレーが好きで、そんな時は親にも相談し、やはり続けたいと思いが強く続ける事にしました。辛い時の経験が自分を大きくしてくれました。

体育会長になったきっかけ

周りの方から推薦していただき会長をすることになりました。今まではバレー部だけの活動で良かったのですが、大学全体の体育会系クラブ活動を管理する経験をさせてもらいました。いろいろな部から出てくる意見をまとめたり、活動時間の調整など組織運営を経験。
困ったときには同じ体育会のメンバーにも支えてもらったりと人脈も広がりました。
会長は当初は1年の予定でしたが1年目のメンバーと一緒に2年連続することになりました。2年連続は大学初です。しかし、2年目はコロナウィルス感染症の影響で一年を通しての活動ができなくなり不完全燃焼でしたが、クリーンキャンペーンを行うなど出来る範囲の活動と、後輩への継承とさせていただきました。

高校と今の自分を振り返って

バレーはチームプレイ。高校の時は、自分勝手なところが多くチームメイトにも迷惑をかけていたように思います。大学になってからいろいろなことを考え、チームプレイにおいて自分勝手ではいけないと思い、周りを励ますことを心がけ、前向きな声をかけたりするなどしました。結果として物事をポジティブに考えられるようになりました。
坂本監督との出会いも大きかったです。バレーのことだけでなく学生生活においても、いろいろなアドバイスや意見、ヒントやサポートなど数多くの事を真剣に教えていただきました。4年間支えてくれて本当に心強く感じています。感謝しています。

部活動以外の学生生活はどうでしたか?

授業の方は提出物と単位の取得もしっかりとることを心がけました。
大学行事の方では、体育会で「りゅうか祭スポーツフェスタ」を運営。地域の子どもたちがたくさん参加してくれ喜んでくれました。体育会に所属したからこそできた経験でした。

卒業後はどうされますか?

4月から医療事務関係の仕事をすることになります。
その仕事を選んだのは、最初はスポーツ関連イベントの仕事に就きたいと思ってましたが、関東が中心である事もあり、次に考えていたのが事務系の職種でした。いままでの学生生活での経験を活かせると思ったからです。
将来の夢は、今までいろいろな活動をしてきた中で、繋がりを持った方、またこれから出会う方々も含めて、いろいろな場面で何年経っても付き合っていけるような人生を過ごしていきたいと考えています。

これから流通科学大学に入ってくる後輩へ

部活もしながら勉強も頑張って、はじけるところははじけて、学生の時にしかできなかいことにチャレンジして欲しい!と思っています。

坂本監督から見た井手さんについて

物事をきちんと深く考えることができる学生でした。また、コミュニケーション能力もあり、仲間を引っ張る力があって明るくみんなから親しまれる学生です。

4年間で成長したと思うところ

あまり、前に出るような学生ではなかったのですが、体育会会長に立候補し会長になったことで、積極的になりました。その頃から考え方、取り組み方が変わり、バレーボールにおいても積極的なプレイヤーとなり活躍するようになりました。

社会に出て期待したいこと

これまで続けてきたバレーボールで培った「返事」「挨拶」を基本に
持ち前の明るさで、物怖じせずコミュニケーションを取って、活躍してほしいです。これからの人生に期待しています。