新入生へのメッセージ 高峰紫苑さん

心に思っていることを自分の言葉に!

お名前:高峰紫苑(たかみねしおん)さん 
卒業年:2019年3月卒業(商学部)
勤務先:株式会社神明

失敗を経験したからこそ頑張れた

高3のときに来たオープンキャンパスで感動し、「この大学に入りたい!」と決めた私。入学後、そのスタッフの方が「一緒にやらない?」と声をかけてくれたことが嬉しくて、「私も感動を与えられる人になりたい」と思ってオープンキャンパススタッフになりました。そして学内を案内するツアーの係になったのですが、私は声が小さく、人前で話すのが苦手でした。説明文を紙に書いて繰り返し練習し、先輩にも何度も見てもらって、いよいよ迎えた本番初日。緊張で声が出ず、練習でできたことが全然できず、結果はボロボロ…。自分に対しての悔しさで涙がこぼれました。でもその反省から、「もっと必死で練習して、次回は絶対にできるように頑張ろう」と、次回へのモチベーションにすることができました。

嬉しいのはキャンパスでの再会

オープンキャンパスのスタッフをしていると、見学に来られた高校生や保護者の方から「案内してくれてありがとう」「来てよかった」という声をいただきます。それが嬉しくて、辞めたいと思うことなく、続けることができました。特に嬉しいのは、案内した高校生が入学し、キャンパスで再会できること。「紫苑さんがいるからこの大学に来ました。私もオープンキャンパススタッフになります」という言葉をもらったときには、喜びで胸がいっぱいになりました。活動を通してたくさんの感動をもらえたと思います。

毎日が充実し、夢中だった4年間

画像(1)私はオープンキャンパススタッフのほかに、ダンス部RUBUでも活動していました。アルバイトと合わせると、ほぼ毎日、予定でいっぱい。水曜日だけは活動休止日にしていましたが、今思い返してもどうやって時間をやりくりしていたのだろうと思うぐらい、毎日が充実し、夢中で過ごした4年間でした。

ダンスは未経験で始める人が多いのですが、経験のある人が同じ動きをすると、カッコよさが全然違います。できない自分が悔しくて、泣きながら練習したこともありました。そういうときには先輩や仲間が励ましてくれたり、教えてくれたり…。Z-1という大きなダンス大会があるのですが、「3年でZ-1に出場する」という目標を早い段階で持つことができたので、その目標に向かって夢中で頑張ることができました。

自分の気持ちを言葉にする練習

画像(2)流通科学大学では1年次に「なりたい自分発見カリキュラム」があり、自分を見つめ直すことができます。その中で特に印象的だったのが「自分の気持ちを言葉にする」練習です。同時に「聞き方」も練習するので、「思っていることを話していいんだ」「話したら聞いてもらえるんだ」とわかり、自分の心ときちんと向きかえるようになりました。言葉にすると、聞いた人が助けてくれたり協力してくれたりすることがあります。また言葉を発することで、改めて自分の思いに気づくこともあります。心に思っていることを、ぜひ言葉にしてみてください。「こうあるべき」という一般論に自分を合わせるのではなく、本当の気持ちと向き合う4年間にしていただきたいと思います。