Catch Up YUHO / vol.03 横手弘宣さん

ブランドの最前線で次なる展開を拓く(前編)

vol.03(前編)
ライオン株式会社
オーラルケア事業部ブランドマネージャー
横手弘宣さん(商学部流通学科 2000年卒)

マーケティングの現場で開発を担当

横手弘宣さん 写真今年の有朋会総会の時に母校で講演をさせていただいたのですが、とても面白かったですね。久々に有朋会の集まりに出て、いろいろなところで流科大のOBが活躍しているのだなと再認識しました。就職活動をサポートした後輩があいさつに来てくれたのは嬉しかったですね。

僕は卒業後ライオン株式会社に入社して、最初は東京でドラッグストアの営業を担当し、50店舗くらいフォローしていました。6年後にマーケティング部門へ異動になり、製品販売のプローモーションを2年、製品開発を4年ほどおこないました。

開発では「まめピカ」や「おふろの防カビくん煙剤」といったヒット商品も手がけました。商品開発はニーズからとシーズからと、2つのアプローチがあるんです。「まめピカ」はトイレットペーパーで汚れを拭き取るクリーナーですが、トイレットペーパーがボロボロにならないんです。この技術は自社で以前からあったものですが、トイレの環境が変わったため商品開発に結びついたんですよ。昔はトイレの汚れは強力な洗剤じゃなければ落ちなかったのですが、いまはホコリの汚れがほとんどなので、それを拭き取るというお客様のニーズをつかみ、対応する技術を研究チームと検討して開発しました。

一方、「おふろの防カビくん煙剤」は技術開発の結晶です。そもそもカビの原因がお風呂の天井にあるというのも研究から明らかになりましたし、天井に除菌剤を飛ばすという斬新な発想を、燻煙技術で実現しました。

その後、大学院へ進学しました。その時の先生は、中内功さんを教えていた方なんです。僕の研究テーマは2位3位の企業の企業文化とその変革についてで、まさに洗剤のカテゴリにおけるライオンのポジションなんです。日本企業の真面目さはお伺い体質や前例主義に陥りやすいのですが、それを変えるきっかけは自社のブランドを本気で好きでいられるかではないかという論文を書きました。

~後編に続く~

Infomation

ライオン株式会社 https://www.lion.co.jp/ja/
クリニカ https://clinica.lion.co.jp/